猫の換毛期は部屋に抜け毛が落ちて掃除が大変!
抜け毛を減らすためブラッシングするのですが、
ブラッシングで抜け毛が舞い上がり、さらに部屋を汚してしまうことも...
ブラッシングで抜け毛が飛び散らず、後始末も簡単だという「ピロコーム」を購入しました。
はたして宣伝通りの効果はあったのでしょうか。
ねこの抜け毛が増える季節はブラッシングが欠かせない
温かくなってくると、猫の抜け毛が増えてきます。
人間なら衣替えとなるのですが、ネコは着替えるわけにいかないので、換毛で衣替えしているんですね。
ネコを飼っていると抜け毛処理も悩みの種
我が家のネコは日本猫の雑種。
短毛種で抜け毛も短いのですが、抜け毛がバラバラに散らばって掃除しにくいという問題があります。
やはりこまめにブラッシングして抜け毛を減らしてやる必要があります。
また、ブラッシングには抜け毛予防だけでなく、次のような効能もあります。
・抜け毛取り
・毛玉取り、毛玉予防
・血行がよくなり、毛のツヤが良くなる
・病気の早期発見
・飼い主とのスキンシップを深める
良いことだらけブラッシングですが、困ったこともあります。
それは、
・毛が飛び散る
・ブラシに絡まった毛が取りにくい
・ブラッシングを嫌がる猫がいる
など
これまで筆者宅でブラッシングに使っていた猫ブラシは、ラバー製のブラシでした。
短毛種の日本猫にはラバーブラシが適しているのですが、ブラッシング中に抜け毛が飛び散り
とても室内では出来ないので、ベランダに出てブラッシングする必要がありました。
更に問題はブラシに絡みついた抜け毛を取るのにかなり手間がかかること!
聞くところによると長毛種の抜け毛は固まりになるので、取りやすいらしいのですが、
短毛種の抜け毛はバラバラでブラシに絡みついてなかなか取れません。
そこで新しく手に入れたのが後始末が楽だというディアトリベーの『ピロコーム』という猫ブラシです。
ピロコームを正面と横から見た写真!クシ歯が湾曲しているのがわかる
「後始末が楽」は本当か?DIATOLIBのピロコームを購入
猫のブラッシング道具は大きく分けると
・突起が平面上にたくさん配置されたブラシ状のものと
・クシ形のもの(コームと言うらしい)
があります。
短毛種の猫であれば、たくさんの突起がついたブラシの方が広い面積を一度にとけるので
時間的には短くなりなりますが、長毛種の猫にはむかないようです。
筆者が今回購入したピロコームはクシ状ですが、ちょっと面白い形状です。
猫の皮膚が当たるクシ先は痛くないように丸く加工され
金属製のクシ歯はかなり柔らかく、弾力性があって猫の毛を無理に引っ張らないようなっています。
持ち手の部分はハンドル状になっていて、どの向きからもコーミング(ブラッシング)しやすくなっています。
ピロコームの効能には次のように書かれています。
- 換毛期の抜け毛をごっそり取り除く
- 抜け毛が飛び散らない
- 抜け毛の後始末がしやすい
- ペットの肌を傷めない
はじめてピロコームを手にしたとき、真ん中に穴の開いた形状に違和感を感じました。
これでは持ちにくいのではと思ったのですが、実際に使って見ると意外にしっくり来ました。
右手だけでなく左手でもそれなりに扱えるので、猫の体全体をブラッシングするときに使いやすい形でした。
筆者が購入したのはピロコームの中でも
うさぎ・猫・犬の(短毛種・長毛種)に使えるピロコーム E1(やわらかめ)です。
長毛種のペルシャやヒマラヤンにはピロコーム E3(ながめ)が適しています。
ピロコームでブラッシングしているオス猫のキュー太郎、カメラ目線になるように無理に顔を上げました(左)
「ピロコーム E1(やわらかめ)」を使った感想
猫の抜け毛予防のために購入したピロコーム
これまで使っていたラバーブラシと比較しながら、使い勝手と抜け毛取り効果を評価します。
- 猫の抜け毛がごっそり取れるか
- (感想)みるみる抜け毛が貯まる
どれくらいたくさん抜け毛が取れるかは猫によって違います。
換毛期は抜け毛が多いのでごっそり取れますが、真冬であればあまり取れません。
ラバーブラシと比べると抜け毛は取れやすいように感じます。 - 抜け毛は飛び散りにくいか
- (感想)かなり飛び散りにくい
我が家の猫は短毛種なので少し抜け毛が落ちることもありますが、
抜け毛はピロコームのブラシ湾曲部に貯まり、飛び散ることはほとんどありません。
ラバーブラシで抜け毛が飛び散っていたのと比べると明らかに飛び散りにくいです。 - 抜け毛の後始末がしやすいか
- (感想)気持ちよく抜け毛が取れ、後始末が簡単
ピロコームはブラッシングで抜けた毛はブラシ曲面部に貯まります。
貯まった抜け毛はスッキリ取れるので、後始末は簡単で気持ちよいぐらいです。
ラバーブラシで時間のかかった抜け毛取りが一瞬で終わります。 - ペットの肌を傷めないか
- (感想)わかりませんが、猫は気持ちよさそう
筆者が使っている「ピロコーム E1」は金属製のクシ歯部分はやわらかく、弾力性があるので、
よほど力を入れてブラッシングしない限り、肌を傷めることはないでしょう。
猫により個体差はありますが、ピロコームでのブラッシングを喜ぶネコもいます。
筆者宅ではピロコームを使い始めてから、ラバーブラシを使わなくなりました(笑)
ブラッシングで抜け毛が飛び散らないことと後処理がとても楽になったことで、
猫のブラッシング回数が増え、お部屋に抜け毛が飛び散ることも少なくなりました。
もう一つ良かったのは、猫がブラッシングを嫌がらなくなってきたこと。
個体差はありますが、メスネコの二匹はピロコームでブラッシングすると
気持ちがいいのかお腹を出して甘えてきます。
猫とのスキンシップを良くすることにも役立っています♪
ブラッシングされて気持ちよさそうなキュー太郎(左)、たっぷり抜け毛が貯まったピロコームを見るキュー太郎(笑)