トイレの壁に付けたタオル掛けがグラグラになりました。
石膏ボードの壁で木ねじが効かなくなっていたのです。
石膏ボードにも使えるねじ穴復活パテでタオル掛けは復活するのか!
トイレの”タオル掛け”がグラグラになった...
ある日、トイレで用を足した後、手をふこうとタオルに手をやると
タオルが落ちかけているのに気づきました。
その原因はタオル掛けがグラグラになっていて、タオルと一緒に落ちかけてたからです。
”タオル掛け”をよく見ると支えていた木ねじが外れかけていたのです。
そこでドライバーで木ねじを締めようとしたところ、
”ねじが効かなくなっていたのです!”
ここで思い出しました。
私が「タオル掛け」をトイレに付けたとき、
壁が石膏ボードでできており、ねじがほとんど効かなかったことを...
「タオル掛け」の左側のねじ穴は石膏ボード奥の柱に木ねじを入れられたのですが
右側は石膏ボード奥には柱が無く、ねじがほとんど効かない状態だったのです。
しっかり工事するなら添え木をトイレの壁に設置するのが良いのでしょうが
「タオル掛け」のためにそこまで大げさにする気はおきません。
そこで思いついたのが、石膏ボードにも使えるという
『ねじパテ 石膏ボードの壁用』の利用です!
この商品をこれまで使ったことは無いのですが、ネット上の評判は悪くありません。
とりあえずの応急処置にはなりそうなので、試しに買ってみることにしました。
ねじパテ 石膏ボードの壁用 パッケージ
ねじ穴が再生するという『ねじパテ 石膏ボードの壁用』の特徴
購入した『ねじパテ 石膏ボードの壁用』はボールペンの半分ぐらいの長さに
ボールペンの二倍ぐらいの太さの容器に入っていました。
書かれていた特徴は次の通り
- 石膏ボードの壁もねじが効く
- グラグラになったねじ穴やピン穴に注入するだけ
- 同じねじ穴やピン穴を再び使用できる
- 再生したねじ穴での目安加重は4kg
- 乾燥後は着色できる
トイレの壁は石膏ボードだったので、
この特徴通りならグラグラの”タオル掛け”がしっかり固定できそうです。
使用法を守りながら、さっそくねじ穴の再生に挑戦しました。
ねじパテ 石膏ボードの壁用 本体チューブ
『ねじパテ 石膏ボードの壁用』でタオル掛けのねじ穴を修復
修復手順は次のように行いました。
1.元々のねじ穴を広げる。
使用するねじより2~3mm大きな穴になるようにセンマイ通しなどで壁の穴を広げます。
ここで注意するのは穴が完全の貫通するように奥まで開けてしまうこと、
壁は石膏ボードなので簡単に広げられました。
2.ねじ穴をキレイにする。
広げた穴の周りにあるゴミや粉を出来るだけふき取ります。
筆者はウェットティッシュを使って清掃しました。
3.開けた穴に『ねじパテ』をしっかり奥まで充填します。
パテは乾燥すると体積が減るので少し盛り上がる程度まで入れます。
4.1日程度(24時間)そのまま乾燥させます。
5.完全に乾燥したら、はみ出している部分をカッターで削ります。
6.いよいよ元のねじを使って穴の中心部にねじを締めます。
筆者の場合はこの手順でグラグラだった木ねじがしっかり締まるようになりました。
修理が完了したタオル掛け
『ねじパテ 石膏ボードの壁用』の使用感
筆者のトイレの壁に付けていた”タオル掛け”の木ねじ穴を見事復活してくれた『ねじパテ 石膏ボードの壁用』
今のところ「ねじパテ」を活用したのはここ一ヶ所だけですが
その使用感を披露します。
- 石膏ボードの壁にもねじが効くようになるか
- (感想)期待通り
「ねじパテ」でねじ穴の修理後、2ヶ月ほど経ちますが
”タオル掛け”はぐらつきもなく壁にしっかり固定されています。
強度も十分あるようです。 - 修復の方法はお手軽か
- (感想)比較的簡単
特に技術を要することはないので、誰でも修復できそう。
ただ、センマイ通しなどの道具を使うので、
日曜大工程度の経験がある方が綺麗に仕上がるでしょう。 - 同じねじ穴を再び使えるようになる
- (感想)その通り
グラグラになったねじ穴が再び使えるようになりました。
逆に新たに穴を開けて「ねじパテ」を使うのはちょっと抵抗があります。
ほぼ期待通りの効果を発揮した『ねじパテ 石膏ボードの壁用』
いつもは、評価した商品に対して何らかの不満点をあげるのですが
「ねじパテ」の場合はあまり思いつきません(笑)
「ねじパテ」は
元から替えるわけにはいかない”グラグラになった木ねじの穴”を修復できる
かゆいところに手が届く”アイデア商品”と言えるかも知れません。
こんな商品が開発できるなら、
初めから木ねじが効く石膏ボードを開発してもらった方がありがたいのですが...