アナログ放送停波を前にブルーレイ対応レコーダーを購入しました。
筆者が10年間使っていたDVDレコーダーから
デジタル放送対応レコーダーに乗り換えた感想や
レコーダー設置時の注意事項を詳しく解説します。
地デジ化は テレビだけじゃなくDVDレコーダーも必要だった!
筆者宅ではTVの地上デジタル化を見据えて、
リビングのテレビは早めに地デジ対応のデジタルテレビに買い換えていました。
しかし10年ほど前から使っているアナログのDVDレコーダーはそのまま使い続けていました。
テレビはエコポイント制度があり買い換え特典などに釣られて
早めに地デジ対応テレビに代えましたが
いつかはデジタルレコーダーに買い換えないといけないと思いながら
DVDレコーダーはエコポイントも付かないこともあり、
アナログ放送の停波間近まで、購入をためらっていました。
アナログ放送が終了する1ヶ月前となる6月に、
とうとう最新型のブルーレイレコーダーを購入しました。
Panasonic ブルーレイディーガ 「DMR-BZT700」本体とリモコン
ビデオには一家言ある筆者のビデオ購入遍歴
筆者のテレビ録画機器の使用歴は長いです!
古くはVHSカセット式のビデオを数年ごとに買い換えていました。
VHSビデオはヘッドが摩耗するため、長期間使っているとどうしても映像が乱れてきます。
それで5年~10年単位で買い換えました。
そんな中、10数年ほど前にHDD(ハードディスク)内蔵のDVDレコーダーが登場し
筆者のこれまでのテレビの見方とは一線を画する、新たな視聴スタイルが確立しました。
それはTV番組はニュースやスポーツ番組は別にして
何でも録画してから視聴するというスタイルに変わったのです。
VHSビデオの時代は1本のVHSカセットに録画できる時間は
3倍録画モードを使ってもせいぜい6時間!
これでは好きな番組をどんどん録画していると、1本のカセットに治まらなくなります。
結局、VHSビデオの時代は録画する番組はよほど気になる番組だけに限られました。
それがHDD内蔵レコーダーなら、HDD容量によって数十~数百時間もTV番組を録画でき
気になる番組をどんどん録画し、後からまとめて視聴することが可能になりました。
TV番組をHDDレコーダーにどんどん録画し、後から見るというスタイルを取るのは
レコーダーにCM(コマーシャル)を飛ばせる機能が付いていたことも大きいです。
Panasonic ブルーレイDIGA 「BZT700」斜め正面写真
Panasonic ブルーレイディーガ「BZT700」を選んだ理由
TV放送のデジタル化のため地デジ対応のHDDレコーダーに買い換えるに当たり
筆者は機種選定条件を次のように考えました
・将来性を考えてメディアはブルーレイ対応
・HDD容量は500MB以上
・ダブルチューナー以上
・待機電力が出来るだけ小さい機種
この条件なら国産のブルーレイレコーダー最新機種なら
どのメーカーでも全て条件に当てはまります。
機種を絞るため、違う観点からメーカー選定しようと
売れ筋のレコーダー機種から選ぶのが方法を取り、
評判の良いパナソニックとソニーに絞って選びました。
掲示板などを見ても、パナとソニーでレコーダー人気を二分していました。
どちらのレコーダーも基本的には甲乙つけがたいですが、
3チューナー内蔵、無線LAN搭載などの付加機能の高さと
DVDメディアへの長時間記録が出来ることなどから、
パナソニックのブルーレイディーガ最新モデル「DMR-BZT700」に決めました。
Panasonic ブルーレイレコーダー「BZT700」の特徴は
- HDD容量 1TB
- 3チューナー内蔵
- フルハイビジョン15倍録画
- 無線LAN内蔵
- 3D対応
筆者の当初の選定条件からするとオーバースペックとも言えますが、
AV機器の技術進歩は速いので、長く使うならこれぐらいでちょうど良いかもしれません。
Panasonic ブルーレイDIGA 「DMR-BZT700」付属品(左 )/別途購入したHDMIケーブル(右)
Panasonic ブルーレイDIGA「DMR-BZT700」設置時の注意事項
筆者は電気の配線はお得意な方なので、TVやレコーダーの設置・配線は自分で行いました。
今回購入したパナソニック ブルーレイDIGA「BZT700」は
1年ほど前に購入したシャープ製の地上デジタル対応液晶テレビと接続しました。
アンテナ、テレビとの接続に難しい部分はありません。
これまでのDVDレコーダーやVHSビデオなどの接続と基本的には変わりません。
注意した方が良いのは、Panasonic「DMR-BZT700」に付属するアンテナケーブルやAVケーブル(RCAケーブル)が約1.2mの長さしかないこと。
筆者宅ではテレビとレコーダーの置き場所の関係で付属のケーブルでは長さが足らず、筆者自作のアンテナ延長ケーブルを利用。
「DMR-BZT700」からテレビへ接続するAVケーブルは別途HDMIケーブルを購入しました。
フルハイビジョン画質のブルーレイレコーダーの能力を活かすならHDMIケーブルは必須!
当初からテレビとレコーダーの接続にはHDMIケーブルを用意しようと考えていました。
ただAVケーブルを購入するときは機器間の距離を考えて長さに余裕を見て購入しましょう。
設置場所についてはパナソニック ブルーレイレコーダー「DMR-BZT700」の薄さと奥行きの小ささが幸いして狭いところにも余裕を持って設置できました。
本体は幅こそAV機器共通の430mmですが高さが49mmで奥行きが199mmしかありません。
筆者が10年ほど使ってきたDVDレコーダーより高さも奥行きも半分ほど、
あまりに小さいのでこれで3チューナー、HDD1TBが内蔵されているのか心配になったほどです(笑)
Panasonic 3D DIGA 購入キャンペーン品 「アバター3D」 ブルーレイディスク
パナソニック ブルーレイディーガ「BZT700」の使用感
地上デジタル、衛星デジタル放送対応のレコーダーを購入したのは今回が初めて
機能や画質は10年前に購入したアナログチューナーのDVDレコーダーとの比較となります。
ブルーレイレコーダー「BZT700」の方が画質や音質が格段に良いのは当たり前なので
その分割り引いてお読み下さい。
- 画質について
- (感想)放送レベルと変わらない画質で録画・再生
当然のことながら画質が音質で不満に思うことは全くありません。
画質を優先したDRモードから長時間記録を優先したHZモードまで7段階の録画モードを設定できます。
筆者が普段使っている中間のHEレベルでもかなり高画質に記録できます。 - 時間が重なった番組録画の使い勝手
- (感想)複数チューナーを意識せず自動設定できる
筆者が3チューナー内蔵機種を選んだのは、同じ時間に放送される裏番組も同時に録画したいから。
ダブルチューナー搭載レコーダー出始めの頃は、予約時に各チューナーを指定する必要がありました。
「DMR-BZT700」なら、ユーザー側は録画が重なっても予約時に特別な指定は不要。
すべて機器側が自動設定してくれ予約録画作業も快適です。 - 帯番組を録画する場合の利便性について
- (感想)時間変更にも自動的に番組追随
予約録画した番組が野球中継延長などで時間がずれても自動追随して番組を最後まで録画してくれます。
番組追随は帯番組にも応用され、最終回などで30分拡大版となっても自動的に録画対応します。
番組表の番組名で検索しているようでかなりインテリジェントです! - CM飛ばしは出来るか
- (感想)スキップ機能でCM飛ばしが出来る
家電メーカー自身がテレビ局でCMを流しているからでしょうが
ブルーレイレコーダーで大っぴらにCMスキップできることを宣伝していません。
Panasonicの「DMR-BZT700」もスキップボタンでCMをスキップできます。
かなり便利な機能なのでもう少し大きなボタンでも良いような気もします(笑)
ほぼ毎日ブルーレイDIGA「DMR-BZT700」を使って予約録画し、時間のあるときにまとめて視聴しています。
DVDやブルーレイディスクに録画して残すことはほとんどありませんが、いざという時のためにこれから買うならブルーレイ対応の方が良いと思います。
3D対応のブルーレイDIGAを購入し、Panasonicのキャンペーンにユーザー登録すると3D映画の「アバター」ブルーレイディスクがもらえます。(2011/9/30まで)
筆者もプレゼントを受け取りました、残念ながら自宅のテレビが3D対応ではないのでノーマルで再生しましたが、迫力ある映画は楽しめました。
パナソニックと同様に売れ筋のソニー製ブルーレイレコーダーも捨てがたいことは確か。
ソニーの最新モデルBDZ-Aシリーズは0.5秒の高速起動ながらインテリジェント機能で消費電力を抑える機能にちょっと魅力があります。
ソニー製デジタルテレビをお持ちなら組み合わせの利便性もあります。
ブルーレイレコーダー選定はどの機能を重視するか考えて選びましょう。
★PANASONIC ブルーレイレコーダー 4Kディーガ DMR-4T103
3番組同時録画モデル
ソニーのブルーレイディスクレコーダ-「BDZ-ZT1000」の基本機能は
- HDD容量 1TB
- 3チューナー内蔵
- 4K対応
ソニーの高品位ブルーレイレコーダーで使い勝手の良さが人気の機種!
★sony ブルーレイディスクレコーダー『BDZ-ZT1000』
4K対応 高音質高画質