マウス腱鞘炎で
手、手首、腕の痛みに悩んでいた筆者が
MA-ERG7 エルゴブルーLEDマウスを購入!
エルゴノミクスマウスに変えたことで
腱鞘炎は治ったのでしょうか?
エルゴノミクスマウスの効果をお伝えします。
マウス操作で手首が痛いのは「マウス腱鞘炎」が原因?
筆者は長年パソコンを使っているせいか
マウスを操作する右手に痛みを感じていました。
ネット上で原因を調べてみると
長時間マウスやキーボードを使うことで起こる
「マウス腱鞘炎」
の可能性が高そうです。
筆者の症状は
右手の小指側から手首、腕に痛みがあること。
痛みがひどいときはマウスを操作するのもおっくうになります。
「マウス腱鞘炎」の対策として
・手を休ませる(マウス、キーワード操作を休む)
・正しい姿勢をとる
・マウスの持ち方を工夫する
・「エルゴノミクスマウス」を利用する
等があります。
一番確かなのは
長時間のパソコン操作を避けることでしょう。
ただ、実際問題そうも言ってられません。
マウスをクリックする指の関節が痛い場合は
マウスの持ち方を工夫したり
クリック回数を減らすために
ダブルクリックをシングルクリックに変更することで
症状が改善することがあるようです。
筆者のように手首から腕に痛みがある場合は
手首をひねらずにマウス操作ができる
「エルゴノミクスマウス」が効果的らしいのです。
手首をひねらないエルゴノミクスマウス(サンワサプライより)
エルゴノミクス マウスはどれを選ぶべき
ネットで調べると
エルゴノミクスマウスや腱鞘炎対策用マウスは
多くの機種が見つかります。
メーカーでは
サンワサプライとマイクロソフトが
多くのラインナップを揃えています。
筆者は有線式マウスが好きなので、
有線式で大きさは中程度、重さも中程度の機種を探しました。
その中で、値段が手頃で比較的評判が良かった
サンワサプライの
「MA-ERG7 エルゴブルーLEDマウス」
を選びました。
マウス選びで大事なのは
自分の手の大きさに合っていること!
特に大きすぎるマウスは問題です。
手に余計な力が必要になり
腱鞘炎を悪化させる可能性もあります。
筆者の手の大きさは中程度で
「MA-ERG7」のサイズは少し大きめですがなんとか許容範囲でした。
これより大きいマウスだと少し握りにくく感じます。
筆者が軽くマウスを握った状態
サンワサプライ『MA-ERG7 エルゴブルーLEDマウス』 機能と特徴
筆者が腱鞘炎対策として購入した
『MA-ERG7 エルゴブルーLEDマウス』の仕様を紹介します
・インターフェース:USB 有線式
・センサー:ブルーLED
・分解能:1000・1600カウント/インチ(ボタン切り換え)
・ボタン:5ボタン、1ホイール
・サイズ:W67×D123×H62mm
・重量:145g
上記のように有線式ブルーLEDマウスとしては
一般的なスペック(仕様)となっています。
特徴としてはその奇異ともいえる形状です。
通常のマウスを右に約45度傾け、
上に少し尖った稜線のような部分もあります。
サンワサプライの製品説明には
次のような特徴が挙げられています。
- 人間工学形状で、腱鞘炎になりにくいエルゴノミクスデザイン
- 横から軽く手を添えて使うので手首のひねりを軽減。
自然な角度でにぎるので、長時間使用しても手首に負担がかからない。 - マウスに手を添えた時、自然と指が左右ボタンに当たる位置にポジショニングされる。
- 高感度ブルーLEDセンサー搭載、光沢感のある素材でも読み取ることが可能。
- サイドに戻る・進むボタンを搭載し、Webブラウザの操作がスピーディ。
- 切り替えボタンを押すだけでカーソルスピードを1000・1600カウントに切り替えられる。
この『MA-ERG7 エルゴブルーLEDマウス』は
Windows搭載(DOS/V)パソコンで使えるほか、
Apple Macシリーズにも対応しています。
筆者はWindows10パソコン用として購入、
その使用感と腱鞘炎による腕の痛みはどうなったのかを、お伝えします。
MA-ERG7とカッターの大きさを比較
『MA-ERG7 エルゴブルーLEDマウス』の インストールと最初の印象
インストールは非常に簡単です。
Windows10パソコンの場合、
パソコンを起動した状態でMA-ERG7をPCのUSBポートに接続します。
そうすると、
自動的にハードウェアの検出が実行され、必要なドライバーがインストールされます。
しばらくするとインストールが完了し、
『MA-ERG7 エルゴブルーLEDマウス』が使える状態となります。
筆者が始めてこのマウスを操作したときは
さすがに違和感がありました。
これまでのマウス操作は、右手でマウスをおおうようなイメージです。
ところが「MA-ERG7マウス」では、親指と残りの4本の指で挟む形になります。
一番違和感を感じたのはマウスの左及び右クリック動作です。
一般的なマウスでは右手の人差し指または中指で上から押す動作ですが、
「MA-ERG7マウス」では、親指と人差し指(又は中指)で挟む事になります。
上から押すという動作から、
挟むという動作に変わることではじめは戸惑いました。
しかし、しばらく使っていると慣れてきたのでしょうか
その違和感も次第に軽減され、
クリック動作に変な力が入ることもなくなりました。
左:MA-ERG7マウス / 右:一般的なマウス
『MA-ERG7 エルゴブルーLEDマウス』の使用で 筆者の腱鞘炎はどうなった?
筆者が「MA-ERG7マウス」を使い始めて3ヶ月以上経ちます。
使い始めの頃に感じていた違和感は無くなり、
右に約45度傾いた妙な形のマウスが当たり前になりました。
この「MA-ERG7マウス」に慣れ始めた頃でしょうか
右手の痛みの事をすっかり忘れていたのです。
完全に腱鞘炎が治ったかどうかは分かりませんが
少なくとも痛みが軽減したことは確かです。
「MA-ERG7マウス」を使って右手が楽に感じるのは
右手の手首をひねらなくても、マウス操作ができることです。
一般的なマウスでは手首を内側にひねらないと操作できません。
筆者の場合、このひねり動作が痛みの原因だったようです。
ただ、「MA-ERG7マウス」のようなエルゴノミクスマウスを使っていても
腕や手首が痛くなるときがあります。
それはマウスを操作する時の姿勢や机と椅子の高さなど
腕や手首に余計な力が加わる時に発生します。
筆者は疲れてくると姿勢が悪くなり
手首が変な角度になっているのに気づくことがあります。
そんな状態を長期間継続すると確実に腕や手首が痛くなります。
腱鞘炎に悩んでいる方は
エルゴノミクスマウスに変更するだけでなく、
パソコン操作時の姿勢や机と椅子の関係も調べてみてください。
次に
サンワサプライ『MA-ERG7 エルゴブルーLEDマウス』の機能や特徴を
筆者の使用感を元に詳細に評価します。
- 手首のひねりを軽減し手首に負担をかけないか?
- (感想)手首をひねる動作は不要で負担は軽減された
「MA-ERG7マウス」の右に約45度傾いた形状により
手首をひねらず自然な角度でマウスを操作できます。
ただ、いくらエルゴノミクスマウスを使っても椅子と机の高さを調整しないと
腕と手首に無理な角度が生じることもあるので注意が必要。 - 「左ボタン、右ボタン」は押しやすいか?
- (感想)押しやすいが、私の手には少し大きい
マウスを握ると自然に人差し指、中指は左右ボタンに位置する。
私の手が少し小さいのか「MA-ERG7マウス」は少し大きく感じる。
エルゴノミクスマウスは大型サイズが多いので、
モバイル用途には向かないように思う。 - ブルーLEDは光沢ある素材でも操作できるか?
- (感想)ツルツルの素材でも問題なく操作できる!
色んな種類の素材は試したことはないが、
一般的な机であればマウスパッドは使わなくても表面を読み取ってくれる。 - サイドの戻る・進むボタンは使いやすいか
- (感想)WEB閲覧時の戻るボタンは便利!
進むボタンはほとんど使わないが戻るボタンは時々使う。
戻るボタンは親指で操作するが、親指でのボタン操作に慣れていないので
毎回ボタンの位置をさぐってしまう
左:通常時の親指の位置 / 右:戻るボタンを押す時の親指の位置
有線式マウスは筆者の好み(笑) ワイヤレスマウスも悪くない
筆者が有線式マウスを使っているのは
単に好みの問題です(笑い)
敢えて理由を述べると、
無線式マウスの場合、電池切れ時にいつも大慌てすることです。
ワイヤレスマウスでは内蔵の電池が切れると
新しい電池に交換する必要があります。
この電池切れのタイミングがいつも忙しい時にやって来ます
(単に筆者の思い込み!?)
予備の電池があれば、電池交換はものの数分で済むのですが
予備の電池も切れているときはかなり焦ります。
予備の電池を切らさないように用意周到な方は
ワイヤレスマウスの方が取り回しも良いのでオススメです。
有線式『MA-ERG7 エルゴブルーLEDマウス』とほぼ同じ形状の
ワイヤレスエルゴブルーLEDマウス「MA-ERGW8」があります。
お好みのマウスをお選びください。
★有線式『MA-ERG7 エルゴブルーLEDマウス』
人間工学形状で、手首の疲れを軽減。
★ワイヤレス『MA-ERGW8 エルゴブルーLEDマウス』
人間工学形状で、手首の疲れを軽減。