ロボット掃除機「ルンバ876」を購入!
数十個のセンサーを搭載し、
部屋の隅々まで掃除してくれるというルンバのスタンダードモデルを購入!
期待通りの「お任せ清掃」は実現したのでしょうか、
筆者の辛口コメントをご紹介します。
ロボット掃除機ではやはり「ルンバ」が狙い目か!
筆者は元々掃除作業は嫌いではありません。
自分の居住環境をきれいに保っておくのは
精神衛生上も良いですからね。
ロボットが自動的に部屋を掃除してくれるという
ロボット掃除機が数年前から市場に登場し、
はじめはそんなものはオモチャ家電の類いだと
まったく購入する気は無かった筆者。
ところが、徐々に国内有名メーカーも参入をはじめ
ロボット掃除機は当たり前の家電製品になりつつあります。
そこで購入の検討を始めたロボット掃除機
実際に製品を見比べて選ぼうかと思いましたが
ネットの口コミ情報などを調べると
iRobotのルンバが圧倒的に購入者が多く
満足度も高いことが分かりました。
ルンバの使用感にはこんな意見が多かったです
- 予想以上にゴミを取ってくれる
- 壁際も掃除してくれる
- カーペットやラグの掃除もOK
- 動作音がやや大きい
少し気になるコメントもありましたが
好意的な感想が多いので
iRobotの売れ筋モデルルンバ876を購入することにしました。
ルンバ876 左:外箱 / 右:本体と充電台
アイロボット『ルンバ876』機能と特徴
現在販売されている アイロボット社 ロボット掃除機ルンバの
シリーズと価格帯は下記の通り。
・エントリーモデルの600シリーズ 価格帯 4万~6万円
・スタンダードモデルの800シリーズ 価格帯 5万~9万円
・上位モデルの900シリーズ 価格帯 8万~15万円
キャニスター掃除機と比較すると
やはりかなり高価な掃除機だと感じます。
どのモデルを選ぶべきか
筆者なりの選択基準は
- コストパフォーマンスを求めるならエントリーモデルを
- カーペットなどの清掃力を期待するならスタンダードモデルを
- カメラを利用した高度なナビゲーションで複数の部屋もスマートに掃除させたいなら上位モデルを
選ぶのが良いでしょう。
筆者が実際に購入したのは「スタンダードモデルのルンバ876」です。
本当はカメラナビゲーションが付いた上位モデルが欲しかったのですが
予算の関係で断念しました(涙)
iRobot社が公表している
『ルンバ876』の特徴は次の通り
- 高速応答iAdapt:ランダムナビゲーション
- AeroForceクリーニングシステム
- 稼動時間:最大60分
- 充電時間:180分
- 自動充電、スケジュール機能、ダブルコミセンサーなど
上記以外に筆者はあまり使っていませんが
付属のバーチャルウォールを使うとルンバを行かせたくない
ペットのえさ場や赤ちゃん部屋へのルンバの侵入を遮れます。
ルンバ876セット内容 充電台/バーチャルウォール×2/ダストカットフィルター×2
『ロボット掃除機』への期待と誤解
筆者は機械音痴ではないので、
「ロボット掃除機」に対して過剰な期待はしていませんでした。
たとえば、
「人の掃除を完全に代行してくれる」
「任せておけば家中がきれいになる」
など
できないに違いないと思っていました。
使い始めたルンバ876は筆者の予想通り
人間の掃除作業を完全には置き換えるものではありませんでした。
ただ、その仕組みを理解して賢く使いこなせば、
こんなに便利なものはないことも発見したのです。
筆者がルンバ876の気に入ったところ(メリット)は
- 準備さえすればお任せで部屋がきれいになる
- トータルで考えると掃除作業が楽になった
- 省エネにもなるはず
お任せで床を掃除してくれるのは、ロボット掃除機なので当然ですが
部屋が散らかったままルンバ876を動作させても
余計な時間が掛かるだけで、期待したほど部屋はきれいになりません。
ロボット掃除機の能力を活かすなら
ルンバ876が掃除しやすいように事前に片付け作業をするべきです。
その理由として
これまでキャニスター掃除機で掃除していたときも
掃除しながら部屋を片付けていたので、
掃除前にまとめて片付けるか掃除しながら片付けるかの違いだけで、
トータルで考えると片付け作業には違いはありません。
そしてロボット掃除機を購入した方はあまり気づいておられないようですが
ロボット掃除機はキャニスターやスティックタイプより省エネになるはずです。
従来型の掃除機は消費電力は600W以上が普通で、
中には1KWを超える機種もあります。
一方、ルンバなどのロボット掃除機は充電式なので
消費電力は33W(充電時)とかなり小さく、
iRobot社は従来型掃除機の1/20だと書いています。
長期的に考えるとかなり省エネになりそうです。
一方、ルンバ876には筆者が気になるところ(デメリット)もあります。
- 目に見えるゴミをなかなか掃除しない
- ランダムナビゲーションなので無駄な動きが多い
- 障害物が多いと掃除に時間が掛かる
人間なら目に見えるゴミを優先して掃除しますが
ロボット掃除機はそんなことはしてくれません。
最終的には部屋中を掃除してくれるのですが、
掃除しているところを見ていると歯がゆくなります(笑)
ルンバ876にはルンバ900シリーズのようなカメラを利用した
高度なシステムナビゲーション機能は搭載していません。
そのため、部屋の大きさや形を把握した効率の良い掃除はしてくれません。
スピーディーに掃除してほしい方や
予算に余裕のある方は上位モデルを検討しても良いでしょう。
少し気になることはありますが、
使い始めて数ヶ月経つルンバ876!
いつの間にか無くてはならないメインの掃除アイテムとなっています。
左:ラグやカーペットも難なく掃除 / 右:ゴムマットも乗り越えます
『ルンバ876』の詳細な評価
iRobot社がHPなどで公表している
ルンバ876の特徴やメリットは本当なのか、
日々使用している筆者の評価は次の通り。
- 高速応答プロセス「iAdapt」で隅々までくまなく清掃するのか?
- (感想)時間をかければある程度きれいになる!
ルンバ876はランダムナビゲーションなので
部屋をあちこち移動して最終的に部屋全体を掃除します。
「iAdapt」の効果は全く分かりませんが、
壁際や家具の足回りはしつこく掃除します。
ただ部屋の四隅はブラシが届かないのか少し汚れは残ります。
筆者が気になるのは、家具などの掃除の邪魔になるモノがあると
その部分の清掃にやたら時間をかけるので、掃除に余計な時間が掛かります。
その結果、バッテリー切れで一回の充電で掃除できないこともあります。
ルンバを使う前に部屋の片付けは必須! - 「エアロフォース エクトラクター」髪の毛などが絡みにくいか?
- (感想)絡みにくいようだ
ルンバのゴミ取り方法は、エッジブラシで集めたゴミを特殊素材のローラーで挟さみ
モーターで吸い込むシステムになっています。
起毛タイプのローラーより髪の毛は絡みにくいようです。
フローリング、カーペットどちらも問題なく清掃できます。 - ベッドやソファーの下に潜り込んで掃除するか?
- (感想)10cm以上高さがあれば良いが、微妙な高さだとトラブル!
家具などの下に10cm以上の空間があれば、潜り込んで掃除してくれます。
ただし、ルンバ876と同じ高さの7.5cm程度の高さだと
ルンバが無理に入り込んで抜け出せなくなり、エラーが表示されて停止する事態となりました。
微妙な高さの家具がある方は要注意!
左:家具の下も潜り込む / 右:微妙な高さのすき間に潜り込み抜け出せなくなる
『ルンバ876』を効率的に使うための筆者の方法
- 事前に部屋を片付ける
- ロボット掃除機は人間の掃除作業を100%代わりにやってくれる訳ではありません。
部屋が散らかっている状態でいくらロボット掃除機を動かしても
部屋が片付くことはありません。
事前に部屋を片付け、ロボット掃除機が掃除しやすいように
次のような準備をしましょう。
・雑誌、新聞、オモチャ、etcは整理して片付ける
・紙くずなどの大きなゴミは事前にゴミ箱へ
・床にあるコード類はできるだけ片付ける
・移動できるモノは隣の部屋などに待避する
こうすることでルンバの掃除時間が短縮し
結果的に部屋も早くきれいになります。 - ルンバのダストボックスなどは予め清掃しておく
- 筆者は部屋をよりキレイにしたいのでルンバ876を稼動させる前に、
部屋の四隅やルンバが入れない小さな空間などを
キャニスター掃除機で予め掃除しています。
さらに、ルンバ876のダストボックスやエアロフォースエクトラクター、
足回り、センサーなどの汚れやすい部分をキャニスター掃除機のブラシで
事前に一通りキレイにしています。
ダストカットフィルターにはかなりゴミが付着するので
毎回掃除機で吸い取ることでルンバの吸引力を維持できると思います。
筆者が気に入った『ルンバ876』のおすすめポイント
ルンバ876の良いところ、気になるところを色々書きましたが、
実は筆者がルンバ876を使っていて
とっても楽しく感じるところがあるのです。
それはルンバ876のCLEANボタンを押して掃除をはじめる時や
ドックボタンでホームベースに戻って充電させるとき
ルンバ876はピポパ音を発するのです。
この音がスターウォーズに出てきたR2-D2を彷彿とさせる
かわいげのあるメロディーなのです。
単なる機械であるルンバ876ですが
この音を聞くとロボット掃除機を使っているという
映画の主人公になったような楽しい気分になります(笑)
ピポパ音はおまけのようなモノですが
ルンバ876を使い始めて掃除作業がトータルで削減され
時間的にも労力的にもかなり楽になりました。
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